2025年1月17
Q. 貴社のビジネスモデル、事業内容、強みは?
A. 20年以上の実績を持つ占いコンテンツ事業を展開。占いコンテンツでは業界トップクラスの開発力を有し、月額課金コンテンツ、電話占い、チャット占いなど多様なサービスを提供。強みは、コンテンツの人気と内容、ユーザーニーズを捉えるノウハウ、そして人気占い師とのリレーションシップ。
Q. 貴社の創業の経緯と、現在の状況は?
A. 2000年に創業。モバイルコンテンツ配信の分野で試行錯誤をしていく中で、創業者が女性で占いへの関心が高かったことから、占いコンテンツにリソースを集中していった。。2005年に東証マザーズ上場、2009年には当時の東証1部へ市場変更。最盛期の2011年4月期には売上高118億円を計上していた。。しかしながらその後は低迷が続き、2023年7月に経営陣は世代交代し、第2創業期として再スタート。
Q. 第2創業期における今後の成長戦略は?
A. 月額占いコンテンツは維持しつつ、オンライン占い、中でも成長市場の電話占いにおいてシェア拡大を図る。
Q. 電話占いの拡大に向けた具体的な取り組みは?
A. サービスの質向上とオンライン占いで稼働する占い師の採用・育成に注力。採用、教育、研修を強化し、顧客獲得を目指す。また、M&Aによる規模拡大も検討。
Q. 第2四半期の決算状況と、営業利益増益となった要因は?
A. 第2四半期決算は計画を上回る順調な進捗。営業利益増益は、控えめな業績予想と広告宣伝費の最適化によるもの。
Q. AIの活用状況は?
A. AIは研究開発段階。人の心に触れる占いにおいては、AIと占い師の回答のクオリティや顧客の感じる満足度は現時点ではまだ差がある。しかし、手相占いのロジック作成に機械学習を用いるなど、活用できる部分では積極的に活用を検討。
Q. 貴社の株主還元策は?
A. 安定的な配当を基本方針とする。ただし具体的な配当性向に関しては、各期の状況に応じて検討し決定していく。
Q. 今期の取り組みやトピックスは?
A. 今期の業績予想達成に注力。既存の月額占いコンテンツや自社占いポータルサイト「cocoloni占い館」の充実、電話占いなどオンライン占いの拡大に向けた集客、オンライン占いで稼働する占い師の採用などを強化。
Q. 占いコンテンツの利用者の男女比は?
A. 利用者のほとんどは女性。男性はわずか数%。
Q. 今後目指す方向性は?
A. 売上高50億円、60億円を目標に、占いサービスにおいて圧倒的な地位を築く。
Q. 星ひとみ先生のような人気占い師について教えてください。
A. 星ひとみ先生は、テレビ出演などもあり、コンテンツの売れ行きが良く、業績に貢献。人気占い師の発掘や育成は、更なる業績拡大に繋がる。
取材者: 貴社のビジネスモデルと事業内容についてお聞かせください。
回答者: 当社は占いコンテンツの会社です。創業以来20年以上、人々に占いコンテンツを提供してまいりました。インターネットで、様々なコンテンツを提供しており、大きく分けると月額課金コンテンツ、電話占い、チャット占いなどがあります。モバイルサービスセグメントにおきましては、月額課金コンテンツが半分強、自社ポータルサイトが2割弱、残りを電話占い、チャット占いなどが占めております。
取材者: 貴社の強みは何ですか?
回答者: 強みは、コンテンツの人気と内容です。長年の経験から、ユーザーの心に響く占いの内容や、人気占い師とのリレーションシップを築くノウハウを蓄積してまいりました。ノウハウのない会社が新規参入しコンテンツ自体を作ることはできても、ユーザーに受け入れられ、継続的に利用していただくことはそう簡単ではありません。コンテンツ制作におきましては、占い師への綿密な取材・調査に基づき、ロジックをシステムに落とし込み、ユーザーに響く文章を作成することに注力しております。
取材者: 貴社の創業の経緯についてお聞かせください。
回答者: 創業者の川島は、当時の仲間たちとビジネスを始めた際に、ガラケーが登場しモバイルコンテンツが伸びると考え、モバイルコンテンツ分野に進出いたしました。その中で、創業者が女性であり占いに強く関心を寄せたことから、占いコンテンツに注力していくことになりました。
取材者: 当時、競合となる会社はありましたか?
回答者: 当時は、株式会社サイバード、エムティーアイ株式会社など、ガラケー向けの占いコンテンツを活発に提供する競合がいくつかございました。ただし、それぞれの会社さんも現在では占いコンテンツ分野の規模を縮小したり、別分野に注力するようになったりされていますので、ガラケー全盛時のようなライバル関係ではなくなっています。当社は、創業以来ほぼ専業で占いコンテンツ事業を継続しており、ガラケー全盛期には売上高が120億円近くに達したこともございました。現在、売上高は40億円程度に減少しておりますが、占いコンテンツ事業に特化してきたことで一定のポジションは維持することができたと考えております。なお当社の株式を継続的に取得してきた光通信グループともコミュニケーションを取っていく中で、若い世代に経営をバトンタッチし、第2創業期として新たなスタートを切ることとなり、2023年7月に社長の交代がありました。
取材者: 第2創業期における成長戦略についてお聞かせください。
回答者: 基本的には、占いサービスを中心に事業を展開していくことは変わりません。しかし、従来の月額課金コンテンツによる占いでは強みを発揮してきたものの、電話占いやチャット占いといったオンライン占い分野では後発組です。電話占い市場は大きく成長しており、上場企業も含め多くの企業が参入しております。当社は月額占いではトップクラスですが、電話占いでは中堅以下のポジションです。そこで、電話占い市場においてシェアを拡大することで、更なる成長を目指します。具体的には、月額占いコンテンツの維持に加え、電話占いなどオンライン占いを拡大していく方針です。
取材者: 電話占いでシェアを拡大するための具体的な取り組みは?
回答者: 電話占いは、ユーザーにサービスを信頼していただき、顧客を獲得していくことが重要です。そのため、サービスの質向上と、良質な占い師の採用・育成に力を入れております。具体的には、占い師の採用、教育、研修などを強化しております。ただし、これらの取り組みは目に見えにくいものであり、すぐに効果が出るわけではありません。しかし、地道な努力を続けることで、サービスの質が向上し、顧客の獲得につながると考えております。また、他の占いサイトの会社やサービスを買収し規模を拡大することも検討しております。M&Aは相手のあることなので、簡単にできるものではありませんが、良い案件があれば積極的に進めていきたいと考えております。
取材者: 第2四半期の決算は順調ですか?
回答者: そうですね。
取材者: 営業利益増益の要因は?
回答者: 今期の業績予想については、もともと控えめに見積もっていた部分があり、広告宣伝費などを想定ほど使用しなかったことが大きな要因です。どちらかといえば、業績を固めに作ったことが大きいと考えております。
取材者: AIの活用について教えてください。
回答者: AIは避けて通れないと考えており、社内では研究開発を進めております。すぐにサービスを商用化できる段階ではありません。人の心に触れる占いにおいて、AIが返す答えと、経験豊富な占い師が返す答えは同じではありません。しかし、活用できる部分では活用しようとしており、例えば手相占いのロジック作成に機械学習を用いて、多数の画像データを分析しております。また、完全な占いのサービスは難しいものの、一部でコスト削減のためにAIを活用することを検討しております。例えば、お試しチャット占いのAI化などが考えられます。AIで代替することで、占い師の人件費を削減できる可能性があります。AIの精度はまだ完全ではありませんが、7~8割程度の精度で回答できれば、お試し利用には十分活用できる可能性があります。その他、文章作成作業などにもAIを活用できる可能性があり、業務効率化に向けて開発やテストを進めております。
取材者: 貴社の株主還元策についてお聞かせください。
回答者: 基本的には、安定的な配当をしていきたいと考えております。しかし、具体的な配当性向などを明確に決めているわけではありません。大株主で役員の派遣もいただいている光通信グループとも相談しながら、配当金額については検討していく予定です。配当そのもの自体はしっかりと出していく方針です。
取材者: 今期の取り組みやトピックスは?
回答者: 現状では、今期の業績予想を達成することに注力しており、目立った新しい取り組みはありません。既存のデジタルコンテンツの充実、オンライン占いの拡大に向けた集客、占い師の採用などを強化しております。その結果として売上拡大、利益確保を目指し、M&A案件なども検討してまいります。
取材者: 占いコンテンツの利用者の男女比は?
回答者: サービスが女性向けであるため、利用者はほとんど女性です。男性の利用者はわずか数%で、ほとんどのユーザーは女性です。
取材者: 今後、貴社はどのような方向を目指しますか?
回答者: 占いというニーズは太古の昔から存在しており、今後も無くなることはありません。しかし、爆発的に拡大するとも考えにくいため、売上高500億円、1,000億円を目指すことは難しいと考えております。まずは、売上高50億円、60億円を目標に、占いサービスにおいて圧倒的な地位を固めたいと考えております。
取材者: 星ひとみ先生のような人気占い師についてお聞かせください。
回答者: 星ひとみ先生は、テレビ出演などもあり、非常に人気のある占い師です。彼女が監修する月額課金コンテンツは、業績に大きく貢献していただいております。当社としては、星先生のような人気占い師を育成することで、更なる業績拡大を目指してまいります。
2025年1月17 CP&X
ビジネスモデル・事業内容
20年以上、多くの女性に支持される占いコンテンツを提供。占いコンテンツでは業界トップクラスの開発力を誇り、月額課金コンテンツ、電話占い、チャット占いなど多様なサービスを展開。長年の経験に基づいたユーザーニーズを捉えたコンテンツ開発と人気占い師との強力なリレーションシップで、顧客に質の高いサービスを提供。
創業の経緯と転機となった出来事
ガラケーの登場とモバイルコンテンツ市場の成長期に、コンテンツプロバイダーとして創業。創業者が女性で占いへの関心が高かったことから次第に占いコンテンツ事業に特化し、フィーチャーフォン(通称はガラケー)全盛期のピーク時2011年4月期には売上高118億円を達成。しかしながらスマートフォンの台頭によりその後は苦戦を強いられた。2023年7月に新たな成長を目指し世代交代を行い、第2創業期へ突入。
直近の決算状況
第2四半期決算は計画を上回る順調な進捗。高い営業利益は、堅実な経営と効果的な費用管理によるもの。
成長戦略
成長著しい電話占いやチャット占いなどオンライン占い市場でのシェア拡大を図る。主力である月額占いコンテンツを維持しつつ、オンライン占いのサービス拡充に注力。M&Aも視野に入れ、更なる事業拡大を目指す。
トピックス
今期の業績予想達成を最優先に、既存コンテンツの充実、新規顧客獲得、オンライン占いで稼働する占い師の採用強化に取り組む。AIを活用したサービス向上や業務効率化を推進。
IR担当
・資料
-

(株)ザッパラス
東証STD 3770
決算:4月末日
Q. 貴社のビジネスモデル、事業内容、強みは?
A. 20年以上の実績を持つ占いコンテンツ事業を展開。占いコンテンツでは業界トップクラスの開発力を有し、月額課金コンテンツ、電話占い、チャット占いなど多様なサービスを提供。強みは、コンテンツの人気と内容、ユーザーニーズを捉えるノウハウ、そして人気占い師とのリレーションシップ。
Q. 貴社の創業の経緯と、現在の状況は?
A. 2000年に創業。モバイルコンテンツ配信の分野で試行錯誤をしていく中で、創業者が女性で占いへの関心が高かったことから、占いコンテンツにリソースを集中していった。。2005年に東証マザーズ上場、2009年には当時の東証1部へ市場変更。最盛期の2011年4月期には売上高118億円を計上していた。。しかしながらその後は低迷が続き、2023年7月に経営陣は世代交代し、第2創業期として再スタート。
Q. 第2創業期における今後の成長戦略は?
A. 月額占いコンテンツは維持しつつ、オンライン占い、中でも成長市場の電話占いにおいてシェア拡大を図る。
Q. 電話占いの拡大に向けた具体的な取り組みは?
A. サービスの質向上とオンライン占いで稼働する占い師の採用・育成に注力。採用、教育、研修を強化し、顧客獲得を目指す。また、M&Aによる規模拡大も検討。
Q. 第2四半期の決算状況と、営業利益増益となった要因は?
A. 第2四半期決算は計画を上回る順調な進捗。営業利益増益は、控えめな業績予想と広告宣伝費の最適化によるもの。
Q. AIの活用状況は?
A. AIは研究開発段階。人の心に触れる占いにおいては、AIと占い師の回答のクオリティや顧客の感じる満足度は現時点ではまだ差がある。しかし、手相占いのロジック作成に機械学習を用いるなど、活用できる部分では積極的に活用を検討。
Q. 貴社の株主還元策は?
A. 安定的な配当を基本方針とする。ただし具体的な配当性向に関しては、各期の状況に応じて検討し決定していく。
Q. 今期の取り組みやトピックスは?
A. 今期の業績予想達成に注力。既存の月額占いコンテンツや自社占いポータルサイト「cocoloni占い館」の充実、電話占いなどオンライン占いの拡大に向けた集客、オンライン占いで稼働する占い師の採用などを強化。
Q. 占いコンテンツの利用者の男女比は?
A. 利用者のほとんどは女性。男性はわずか数%。
Q. 今後目指す方向性は?
A. 売上高50億円、60億円を目標に、占いサービスにおいて圧倒的な地位を築く。
Q. 星ひとみ先生のような人気占い師について教えてください。
A. 星ひとみ先生は、テレビ出演などもあり、コンテンツの売れ行きが良く、業績に貢献。人気占い師の発掘や育成は、更なる業績拡大に繋がる。
取材者: 貴社のビジネスモデルと事業内容についてお聞かせください。
回答者: 当社は占いコンテンツの会社です。創業以来20年以上、人々に占いコンテンツを提供してまいりました。インターネットで、様々なコンテンツを提供しており、大きく分けると月額課金コンテンツ、電話占い、チャット占いなどがあります。モバイルサービスセグメントにおきましては、月額課金コンテンツが半分強、自社ポータルサイトが2割弱、残りを電話占い、チャット占いなどが占めております。
取材者: 貴社の強みは何ですか?
回答者: 強みは、コンテンツの人気と内容です。長年の経験から、ユーザーの心に響く占いの内容や、人気占い師とのリレーションシップを築くノウハウを蓄積してまいりました。ノウハウのない会社が新規参入しコンテンツ自体を作ることはできても、ユーザーに受け入れられ、継続的に利用していただくことはそう簡単ではありません。コンテンツ制作におきましては、占い師への綿密な取材・調査に基づき、ロジックをシステムに落とし込み、ユーザーに響く文章を作成することに注力しております。
取材者: 貴社の創業の経緯についてお聞かせください。
回答者: 創業者の川島は、当時の仲間たちとビジネスを始めた際に、ガラケーが登場しモバイルコンテンツが伸びると考え、モバイルコンテンツ分野に進出いたしました。その中で、創業者が女性であり占いに強く関心を寄せたことから、占いコンテンツに注力していくことになりました。
取材者: 当時、競合となる会社はありましたか?
回答者: 当時は、株式会社サイバード、エムティーアイ株式会社など、ガラケー向けの占いコンテンツを活発に提供する競合がいくつかございました。ただし、それぞれの会社さんも現在では占いコンテンツ分野の規模を縮小したり、別分野に注力するようになったりされていますので、ガラケー全盛時のようなライバル関係ではなくなっています。当社は、創業以来ほぼ専業で占いコンテンツ事業を継続しており、ガラケー全盛期には売上高が120億円近くに達したこともございました。現在、売上高は40億円程度に減少しておりますが、占いコンテンツ事業に特化してきたことで一定のポジションは維持することができたと考えております。なお当社の株式を継続的に取得してきた光通信グループともコミュニケーションを取っていく中で、若い世代に経営をバトンタッチし、第2創業期として新たなスタートを切ることとなり、2023年7月に社長の交代がありました。
取材者: 第2創業期における成長戦略についてお聞かせください。
回答者: 基本的には、占いサービスを中心に事業を展開していくことは変わりません。しかし、従来の月額課金コンテンツによる占いでは強みを発揮してきたものの、電話占いやチャット占いといったオンライン占い分野では後発組です。電話占い市場は大きく成長しており、上場企業も含め多くの企業が参入しております。当社は月額占いではトップクラスですが、電話占いでは中堅以下のポジションです。そこで、電話占い市場においてシェアを拡大することで、更なる成長を目指します。具体的には、月額占いコンテンツの維持に加え、電話占いなどオンライン占いを拡大していく方針です。
取材者: 電話占いでシェアを拡大するための具体的な取り組みは?
回答者: 電話占いは、ユーザーにサービスを信頼していただき、顧客を獲得していくことが重要です。そのため、サービスの質向上と、良質な占い師の採用・育成に力を入れております。具体的には、占い師の採用、教育、研修などを強化しております。ただし、これらの取り組みは目に見えにくいものであり、すぐに効果が出るわけではありません。しかし、地道な努力を続けることで、サービスの質が向上し、顧客の獲得につながると考えております。また、他の占いサイトの会社やサービスを買収し規模を拡大することも検討しております。M&Aは相手のあることなので、簡単にできるものではありませんが、良い案件があれば積極的に進めていきたいと考えております。
取材者: 第2四半期の決算は順調ですか?
回答者: そうですね。
取材者: 営業利益増益の要因は?
回答者: 今期の業績予想については、もともと控えめに見積もっていた部分があり、広告宣伝費などを想定ほど使用しなかったことが大きな要因です。どちらかといえば、業績を固めに作ったことが大きいと考えております。
取材者: AIの活用について教えてください。
回答者: AIは避けて通れないと考えており、社内では研究開発を進めております。すぐにサービスを商用化できる段階ではありません。人の心に触れる占いにおいて、AIが返す答えと、経験豊富な占い師が返す答えは同じではありません。しかし、活用できる部分では活用しようとしており、例えば手相占いのロジック作成に機械学習を用いて、多数の画像データを分析しております。また、完全な占いのサービスは難しいものの、一部でコスト削減のためにAIを活用することを検討しております。例えば、お試しチャット占いのAI化などが考えられます。AIで代替することで、占い師の人件費を削減できる可能性があります。AIの精度はまだ完全ではありませんが、7~8割程度の精度で回答できれば、お試し利用には十分活用できる可能性があります。その他、文章作成作業などにもAIを活用できる可能性があり、業務効率化に向けて開発やテストを進めております。
取材者: 貴社の株主還元策についてお聞かせください。
回答者: 基本的には、安定的な配当をしていきたいと考えております。しかし、具体的な配当性向などを明確に決めているわけではありません。大株主で役員の派遣もいただいている光通信グループとも相談しながら、配当金額については検討していく予定です。配当そのもの自体はしっかりと出していく方針です。
取材者: 今期の取り組みやトピックスは?
回答者: 現状では、今期の業績予想を達成することに注力しており、目立った新しい取り組みはありません。既存のデジタルコンテンツの充実、オンライン占いの拡大に向けた集客、占い師の採用などを強化しております。その結果として売上拡大、利益確保を目指し、M&A案件なども検討してまいります。
取材者: 占いコンテンツの利用者の男女比は?
回答者: サービスが女性向けであるため、利用者はほとんど女性です。男性の利用者はわずか数%で、ほとんどのユーザーは女性です。
取材者: 今後、貴社はどのような方向を目指しますか?
回答者: 占いというニーズは太古の昔から存在しており、今後も無くなることはありません。しかし、爆発的に拡大するとも考えにくいため、売上高500億円、1,000億円を目指すことは難しいと考えております。まずは、売上高50億円、60億円を目標に、占いサービスにおいて圧倒的な地位を固めたいと考えております。
取材者: 星ひとみ先生のような人気占い師についてお聞かせください。
回答者: 星ひとみ先生は、テレビ出演などもあり、非常に人気のある占い師です。彼女が監修する月額課金コンテンツは、業績に大きく貢献していただいております。当社としては、星先生のような人気占い師を育成することで、更なる業績拡大を目指してまいります。
2025年1月17 CP&X
ビジネスモデル・事業内容
20年以上、多くの女性に支持される占いコンテンツを提供。占いコンテンツでは業界トップクラスの開発力を誇り、月額課金コンテンツ、電話占い、チャット占いなど多様なサービスを展開。長年の経験に基づいたユーザーニーズを捉えたコンテンツ開発と人気占い師との強力なリレーションシップで、顧客に質の高いサービスを提供。
創業の経緯と転機となった出来事
ガラケーの登場とモバイルコンテンツ市場の成長期に、コンテンツプロバイダーとして創業。創業者が女性で占いへの関心が高かったことから次第に占いコンテンツ事業に特化し、フィーチャーフォン(通称はガラケー)全盛期のピーク時2011年4月期には売上高118億円を達成。しかしながらスマートフォンの台頭によりその後は苦戦を強いられた。2023年7月に新たな成長を目指し世代交代を行い、第2創業期へ突入。
直近の決算状況
第2四半期決算は計画を上回る順調な進捗。高い営業利益は、堅実な経営と効果的な費用管理によるもの。
成長戦略
成長著しい電話占いやチャット占いなどオンライン占い市場でのシェア拡大を図る。主力である月額占いコンテンツを維持しつつ、オンライン占いのサービス拡充に注力。M&Aも視野に入れ、更なる事業拡大を目指す。
トピックス
今期の業績予想達成を最優先に、既存コンテンツの充実、新規顧客獲得、オンライン占いで稼働する占い師の採用強化に取り組む。AIを活用したサービス向上や業務効率化を推進。
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